簿記 難易度


試験科目から簿記の難易度を検証するのが、最もわかりやすい方法だと思います。
しかし、この方法でも簿記の難易度を検証することは出来ません。
何故なら、現段階で簿記の問題を見てもわからないのは当たり前ですし、
知識がない中で、問題を見ても意味がないと思います。
仮にあなたがすでに簿記の勉強をはじめていれば問題の難易度はわかると思いますが、
その人達に簿記の難易度を語っても意味がありません。
しかし、そのようにいってしまうと簿記の難易度を検証する事はできませんので、
どのような勉強をするかくらいは把握して下さい。
まず、簿記2級と3級では、試験科目が異なります。
3級は商業簿記のみで、2級は商業簿記と工業簿記の2科目になります。
商業簿記と言うのは、通常の会社、もしくは個人商店が行なう記帳方法で、
簿記の基礎的な勉強になりそれほど苦にはならないと思います。
もちろん、何度も言うように難易度の感じ方は人それぞれですので一概には言えませんが、
数字を見ると眩暈がしたり、とにかく勉強が嫌いで仕方なかったりするといった極端な人以外は
十分に攻略できる科目です。
また、商業簿記は、2級・3級とも高校生のくらいのレベルです。
一方2級から加わる工業簿記は、苦手意識を持つ方が非常に多く、
この工業簿記を攻略できず合格できない人がいます。
その理由は、ほとんどの方が触れたことのない簿記形式だからです。
商業簿記は、一般的な会計方式で、何らかの形でふれた事のある方が非常に多く、
多分イメージしやすいと思います。
例えば、売上原価、売上総利益、費用など一度は聞いたことのある用語だと思います。
対して、工業簿記は、材料を仕入れて、それを製品にして販売するといった、
工場などで使われる専門的簿記形式になり、製造工場で経理を担当している人以外は
まったく触れることのない簿記です。
そのため商業簿記とは考え方が変わり、その仕組みを理解するのが非常に困難なのです。
ですから、多くの方が挫折してしまいます。
しかし、逆を言えば一度仕組みさえ覚える事ができれば、それほど難しいこともありません。
現に工業簿記は、満点の取れる科目だとも言われています。
重要なのは、その仕組みを理解できるような環境を整えられるかどうかです。
例えば、講義を聴いたり教えてくれる人がいたりすることです。
そうすれば、十分に対応できる科目だと言えます。